ヘンプを選ぶことは、自然と共に暮らすこと。
心地よい毎日を育てる小さな選択|自然に、還る。第8話

「自然と共存する。」
そう聞くと、少し大きな言葉に感じます。
山を守ること。
海をきれいにすること。
環境のために何かを始めること。
もちろん、それらは大切なことです。
でも私は、自然との共存は、もっと身近なところから始まるのではないかと思っています。
朝、窓を開けて風を感じること。
季節の移ろいに気づくこと。
木陰を心地よいと感じること。
そして、植物から生まれた服を選ぶこと。
それは自然を「守る」というより、
自然と「共に暮らす」という感覚です。
ヘンプは、人のためだけに育つ植物ではありません。
土の上で育ち、雨を受け、風に揺れ、役目を終えれば、また自然へ還っていく。
その循環の中に、私たちの衣服もある。
そう思うと、一枚の服を見る目が少し変わります。
服は、ただ身につけるものではなく、
自然から預かったものなのかもしれません。
だからこそ、大切に着る。
丁寧に洗う。
長く付き合う。
そんな小さな積み重ねが、
自然との距離を少しずつ近づけてくれるように思うのです。
自然との共存は、
特別な誰かだけができることではありません。
今日、自分が選ぶ一枚の服からでも始められる。
私は、その小さな一歩を、これからも大切にしていきたいと思います。