麻から衣へ、そして感謝へ
私たちが服をつくるとき、
まず考えるのは「流行」でも「売れ行き」でもありません。
その服が、
どんな時間をまとい、
どんな暮らしに寄り添うのか。
忠兵衛のものづくりは、
そこから始まります。
麻という素材と、向き合うこと
麻は、人類が最も古くから衣として用いてきた植物です。
そして日本では、神事や日常のなかで
「清らかなもの」「命をつなぐもの」として扱われてきました。
私たちが選んでいるのは、
ヘンプ100%という、少し不器用な素材です。
扱いは簡単ではなく、
大量生産にも向いていません。
それでもこの素材を選び続けているのは、
麻が持つ時間に耐える力を信じているからです。
「日常着の麻」をつくるということ
ヘンプと聞くと、
「チクチクしそう」「特別な服になりそう」
そんな印象を持たれる方も少なくありません。
忠兵衛が目指しているのは、
特別な日の服ではなく、日々の暮らしの中で自然に手が伸びる服。
・肌にやさしく
・家庭で洗え
・着るほどに身体になじむ
麻本来の力を引き出しながら、
日本の暮らしに合うかたちへと整えていく。
それが、私たちの考える「日常着の麻」です。
つくる量より、つくる理由

効率やスピードが求められる時代にあって、
忠兵衛のものづくりは、決して早くはありません。
素材を選び、
布を確かめ、
縫製を重ね、
ようやく一着が仕上がります。
大量につくるより、
きちんとつくること。
早く売るより、
長く着てもらうこと。
それは、2006年の創業から
一度も変えていない姿勢です。
20年という時間が教えてくれたこと
麻と向き合い続け、
服を仕立て続けてきた20年。
その中で確信したのは、
良い服は、静かに選ばれていくということでした。
声高に主張しなくても、
時間をかけて着続けてもらえる服は、
ちゃんと誰かの暮らしに残っていく。
私たちは、その歩みに寄り添う存在でありたいと考えています。
麻から衣へ、そして感謝へ

一着の服ができるまでには、
多くの手と時間、そして自然の恵みがあります。
そのすべてに敬意を払いながら、
今日も変わらず、服を仕立てています。
麻から衣へ。
そして、その先にある感謝へ。
それが、忠兵衛のものづくりです。
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ヘンプの着心地やお手入れについては
【はじめてのヘンプ】ページで詳しくご紹介しています。
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