ヘンプを着ると、「空(くう)」になる。
「服を着るという行為に、こんなにも静けさが宿るとは思わなかった」
これは、はじめてヘンプに身を包んだお客さまの感想。
身体はたしかにここにある。けれど、その重さがふっと軽くなる。
心のざわめきも、言葉にならない不安も、少しずつほどけていく。
まるで、空(くう)になったみたいだった。
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「空(くう)」とは、満ちることなく、欠けることもない状態
仏教では、「空(くう)」とは、この世界のすべてのものが、固定された実体を持たず、常に変化し、関係性の中で存在しているという真理を指します。
それは「何もない」という否定ではなく、
「何ものにもとらわれず、すべてと調和して在る」状態。
自我に執着せず、自然とともに呼吸する。
手放すことで、むしろ自由になっていく。
ヘンプは、そんな「空」の感覚に、わたしたちをそっと近づけてくれる。
麻という素材が教えてくれる、在り方の美学
ヘンプは、地に根ざし、空に向かって育つ。
強く、しなやかに。
衣となってもなお、自然とのつながりを忘れない。
その衣には、装飾も、虚飾も、過剰な自己主張もない。
けれど、着たときに感じる存在感は、むしろ深い。
「わたし」という感覚が薄れて、ただ「在る」ことの心地よさが残る。
この感覚は、空(くう)そのものだ。
忠兵衛は、あなたの日常に「空」を届けたい
「忠兵衛」が作るヘンプの衣は、ただ身体を包むものではなく、心をほどくもの。
着ることで、何かを足すのではなく、そぎ落としていく。
それは、静けさ。余白。無理のない呼吸。
忙しさに埋もれがちな現代にこそ、「空」という在り方が必要だと、わたしたちは考えています。
ヘンプを通して、あなたの中の「空」と出会ってください。
それは、もっとも軽やかで、自由なあなた自身かもしれません。