コラム

服は、もうひとつの皮膚。

By 2026年8月12日No Comments

ヘンプ100%の服を選ぶ理由。
天然素材が肌に心地よいのはなぜ?|自然に、還る。第4話

私たちは毎日、服を着ています。

あまりにも当たり前すぎて、

「何を着るか」は考えても、

「何からできているか」を考える機会は、そう多くありません。

けれど、服は一日のほとんどを肌とともに過ごします。

眠るときも。

歩くときも。

働くときも。

誰かと笑うときも。

肌は、ずっとその素材に触れ続けています。

だから私は、服は「もうひとつの皮膚」のような存在だと思っています。

肌は、とても正直です。

窮屈な服を着れば、肩に力が入る。

風の通る服を着れば、呼吸まで軽くなるような気がする。

そんな経験は、きっと誰にもあるはずです。

素材は、言葉を持ちません。

それでも、肌はちゃんと違いを感じています。

だからこそ、私は植物から生まれた繊維に惹かれます。

ヘンプは、土に根を張り、風を受け、太陽の光を浴びて育った植物です。

その植物の繊維が、一枚の服になり、今日も私たちの肌に寄り添っています。

考えてみると、それは少し不思議なことです。

自然の中で育った植物が、今度は人の暮らしを包んでいる。

服は、自然と人をつなぐ、小さな橋のような存在なのかもしれません。

何を着るか。

それは、どんな一日を過ごしたいかを選ぶことでもあります。

私は今日も、植物のぬくもりを肌に感じながら、一日を始めます。

服を着ることは、

自然を身につけること。

そして、自分自身をやさしく扱うことなのだと思います。